あたらしい今を、共にその先へ
日々変わりゆく時代において、常に新しい発想や手法を用いて「あたらしい今を」つくる。
35周年という節目において、会員拡大を行い「共にその先へ」歩み続けられる礎をつくる。
人と地域の魅力を共有し、つくり上げる精神を養う。
「 The Creative Mind 」
基本方針
- 柔軟な発想と活動を心掛け、会員相互の充実と地域の発展を目指す。
- 地域諸団体との関係を深め、東大和青年会議所の存在価値を見出す活動を行う。
- 35周年の歴史を学び、これからを見据えた効果的な情報発信と会員拡大の一助となる活動を行う。
事業方針
- 会員拡大を意識し既成概念にとらわれることなく豊かな発想で事業を構築する。
- 参加することで教養的充実感が得られる魅力ある事業の実施。
- 地域諸団体との交流を通し、課題を抽出しながら活動する事業の実施。
- リアルタイムな情報発信と広報活動をし、東大和青年会議所を周知する活動の実施。
- 子どもたちのために、発見と感動を体験してもらう活動を行う。
- 期日を守るルールを再確認し、無駄のない組織運営を行う。
重点課題
事業構築
- 地域を知り適切な課題抽出とその時の状況に即した事業立案。
- 運営に伴うスケジュールの確認と徹底。
- メンバー間のコミュニケーションと意欲の向上。
- 常に「いい会にしよう」という心得。
情報発信と会員拡大
- 35周年の歩みを紐解き、歴史から学び次代へ受け継いでいく。
- 新たな試みを臆せず積極的に取り入れていく。
- 東大和青年会議所の新鮮な情報発信を行い、拡大活動につなげる取組みを行う。
- 地域諸団体との関係性を深め、効果的な拡大活動を行う。
事業支出の方針
- 予算総額の20%を超えるもの又は1件で5万円以上となる支出は予算審議時に見積書の提出を求める。
- 同業他社が存在する業務発注については、原則として相見積書を求める。
- 正会員が所属する会社・団体への多額の業務発注を行うことは認めない。
- 事業実施に伴い、市内企業への業務発注を行うことを推奨する。
- 予備費は原則5%程度とし、一定の増減は理由により許容する。
理事長挨拶
東大和青年会議所
第35代理事長
米野 太一
「あたらしい今」を築く
東大和青年会議所は1986年の創立以来、「地域の発展」と「明るい豊かな社会」を実現するという目標を掲げ、35年間という年月をかけて活動を続けて参りました。
時代の変化や、災害といったような様々な困難な状況を乗り越え、これまで活動を継続してこられたのも、ひとえに地域に住まわれる多くの方々や、近隣団体の関係者の皆様、当会先輩諸兄の皆様によるご支援の賜物です。
2020年に発生した新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は、私たちの社会にも大きな影響を与え続けています。昨年は東大和青年会議所の活動におきましても、人と人との接触を避けるソーシャルディスタンスを伴った活動を余儀なくされました。会議はオンラインでのリモート会議になり、集客を伴うイベントの開催は困難になりました。そして、毎年運営開催を行っていました「わんぱく相撲」も中止となり、予定していた数々の事業を相次いで中止にせざるを得ない状況になりました。また、社会に蔓延した漠然とした不安は、会員の活動意欲にも少なからず影響を与えました。
しかし、このような状況である時だからこそ、「新しい日本の再建は我々青年の仕事である」という想いを強く胸に刻み、常に前を向き、留まることなく歩み続けることを約束いたします 。また、時代に即したアイデアや新しい手法を積極的に取り入れ、本年を「新しい今」を築く出発の年といたします。
35年間の歴史をその先へ
~会員拡大~
近年、東大和青年会議所の正会員数は減少傾向にあります。会員数の減少は、会の継続的な活動の危機を意味します。また、少ない人数のなかで、大規模な事業計画を打ち出すことが難しくなっています。会員拡大は私たちの直近の課題のひとつです。
そこで、「温故知新」の精神をもって、これまでの東大和青年会議所の歴史を改めて学び、それらを情報発信することにより、当会の魅力を多くの方に伝えます。また、円滑な運営の実現を目的とした仕組みづくりや整備をいたします。 さらに、ビジネスの機会も付加した事業構築や、自身の成長に寄与できる活動を行い、「入会してよかった。得るものがあった。」と言える団体を目指します。
常に「いい会にしよう」をモットーに、充実した時間を共有できるような雰囲気づくりを心掛け、これまでの想いをその先に向けて継承し続けられるよう、努めて参ります。
次世代を担う青少年へ
東大和青年会議所は、青少年を取り巻く環境や課題について真剣に議論を重ね、それらを解決するために様々な事業を構築し、実施して参りました。
「わんぱく相撲」はその代表例です。子どもたちのみなぎる好奇心と、エネルギーに満ち溢れたその姿を間近で接する度に、感動し胸が熱くなります。東大和市における「わんぱく相撲」の歴史は、地域の子どもたちが、心身ともに健康的に育つことを願い、その想いを長年に渡って受け継いできた事業のひとつです。
将来の「明るい豊かな社会の実現」は、次世代を担う子どもたちに委ねられます。インターネットの普及により、世界中に存在する膨大な情報を瞬時に入手できる時代になりました。しかし、子どもたちにとってより重要なことは、感動を得る体験を通じて、物事の本質を見極めることができるような能力を育むことではないでしょうか。私たちは、そのような体験の機会をより多く提供し、希望をもって明るい未来へ歩んでいける一助となる事業を実施して参ります。
「つくりあげる歓び」を分ち合う
ITを中心としたテクノロジーの進化は留まる事がありません。近い将来、これまで人間が行っていた「仕事」の多くをAIやITが担うことが予測されています。そのような社会のなかで、人の役割はどのように変化していくのでしょうか。
AIやITに代替されにくいと言われている領域のひとつに「創造性」があります。それは人類がもっている可能性が強く残されている領域のひとつであり、ひとりひとりのクリエイティブな能力を活かすことができる活動が、これからの時代においてますます重要になっていくと考えられます。
そのような時代背景をもとに、スローガンのなかの「The Creative Mind」というメッセージは、ひとりひとりがクリエイターとなり、そのアイデアを最大限引き出せるような事業構築を目指し、さらには「つくる歓びを分ち合える」団体にしたい、という想いが込められています。
まちを知り、共に歩み続ける
私たちは会員のほとんどが、東大和市の出身、在住、在勤者です。当然、多くの時間をその地域で過ごしてきました。その一方で、今まで知らなかった地域の文化や歴史などが多く存在することに、ふと気付かされることが多々あります 。地域の魅力を発信し、様々な課題を解決する立場である私たちは、地域のことをより多く学ぶ必要があります。
そのような取り組みのなかで、10年20年先のあるべき地域の姿を描きながら、それを実現するために本当に必要な活動に勤しみ、その想いを次の世代に引き継いで参ります。
楽しむことを忘れず、常に「いい会にしよう」を目指し、今後もまちにも人にも愛され、頼られる団体であるために、いきいきと地域と共に歩み続けます。
組織図
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年間予定
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